沖縄地方の薬膳料理レストラン

カナのウミヘビを使った「イラブー汁」

 

地方ごとに薬膳料理のレストランを何軒かご紹介してきましたが、今回は、その最後、沖縄地方の薬膳料理レストランのご紹介をいたします。

 

最初は、琉球薬膳の家庭料理レストラン、「拓洋」です。那覇市前島にお店を構えています。お料理だけが薬膳なのではなく、お酒までも薬膳酒が揃っている拓洋。野菜はもちろん無農薬、減農薬、有機の素材を使っており、生産地食で身体の内側から元気になれるお料理の数々です。琉球特有の薬膳・・・ぜひ、一度食べてみたいものですね。

 

次は高級薬膳のレストラン「カナ」のご紹介です。沖縄県の北中城村にございます「カナ」では、医食同源の高級食材、イラブーを食べることができるのです。

 

イラブーとは聞いたことがありますでしょうか。正式な名称は「エラブウミヘビ」と言い、毒を持つウミヘビのことです。しかし、このイラブーには、サプリメントなどで人気のDHAやEPAをはじめ、DPA、オレイン酸、カルシウム、マグネシウム、ビタミンA、ビタミンD等々、身体の機能を高めてくれる成分が非常に豊富に含まれているのです。

 

それ以外にも、老化を防ぐ成分であったり、コレステロールや中性脂肪の増加を抑える成分なども含まれており、非常に優秀な食材なのです。もちろん、イラブーが食べられないかたにも、他の薬膳のメニューは色々ありますからご安心ください。

 

地元のかたはもちろんのこと、沖縄旅行の際には、他ではなかなか味わうことのできない琉球薬膳をぜひともご賞味ください。