薬膳アドバイザーについて
全改訂版 薬膳・漢方検定公式テキスト 日本漢方養生学協会 認定
前回は、国際薬膳師という資格についてのお話をいたしました。しかし、この受験資格を得るだけでも、かなりの難関であるというお話をしましたね。
それでは、もう少し簡単に取れる薬膳の資格のようなものはないものでしょうか・・・ということで、本日、ご紹介するのが「薬膳アドバイザー」です。
国際薬膳師に比べますと、どなたでも一生懸命勉強することにより薬膳アドバイザーになることができます。薬膳アドバイザーになるための講座というのがあるのですが、そちらの講座では、本来、長い時間をかけて専門的な勉強をしなくてはいけないところを、家庭の実践に重点を置いて、わかりやすく、誰にでも理解できるように説明してくれています。
例えば、薬膳料理用の食材にしても、普段から食べているもので手に入りやすいものを中心に150種類も紹介してくれたり、体質や症状に応じた処方例なども学ぶことができるそうです。
テキストは3冊ですが、それだけで本格的な薬膳の知識が身に付くようなカリキュラムになっています。これなら、薬膳に興味を持った時点ですぐに始めることができそうですね。実際に、普通の主婦や学生さんであっても薬膳に興味のあるかたがたがたくさん薬膳アドバイザーになっています。
そして、講座で勉強した知識を日常の食事に生かすことで、冷えや貧血などが改善されるなどの嬉しい効果が表れているそうです。
どうですか。薬膳を学べば、日々の食事が薬膳料理になるようなものです。興味さえあれば、どなたでもさらに深く勉強でき、薬膳アドバイザーになることができます。今回、薬膳アドバイザーについて知ったのをきっかけとしてさっそく始めてみませんか。